平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち:東京国立博物館
大きいことはいいことだー!って、トーハクもきたよ。 #tokyo
10/30に永青文庫とハシゴしてきたのは、東京国立博物館ことトーハクで開催されている「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」。平安時代の大きな仏様がいらっしゃるというので、楽しみにしてた。
公式:東京国立博物館 - 展示 日本美術(本館) 特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」
会場自体はこじんまりしたお部屋だけど、入った瞬間のラスボス感がすごい。
メガテンだったら、仏陣営側に即座に入るオーラがある。
まず、大きい。それを360度眺められる。
普通、仏像がお寺などに安置されていたり、美術館にいらっしゃるときは背中は見えない。
トーハクの良いところは、メイン仏は360度見せてくれるところだ。数年前の阿修羅さんのときもこれがありがたかった。
今回の大きな十一面観音さんもぐるぐると何周かして、頭の他のお顔やお洋服の感じなどよく見れた。
他にも素敵な仏様がたくさんいらっしゃってるのだけれど、みんなお顔がシンプル。
シンプルだけど慈愛がある。すごく暖かい。
これが平安時代からニンゲンを見つめる眼差しなのかー、と感動してしまった。
794年の平安時代の始まりから数えると(詳細な年月は違うのだろうけど)、1200年を超えて木造の仏様がこの世にいらっしゃるというのは本当に素晴らしいことだと思う。
無くなっていた仏様の腕や足が、また愛おしく感じてしまった。
今、刀剣乱舞というゲームをちまちまやってるのだけれど(刀の擬人化ゲー)、先日、我が家にゲーム内でやってきた亀甲貞宗さんにも会ってきた。
刀剣乱舞のおかげで「刀を見に行って、コーヒー屋も探す」という、楽しみも出来ている。
仏像もそうだけど長く伝えられているモノが自分に楽しみを作ってくれているのも、なんか不思議でありがたいことだなあと思う。
まあ、どのジャンルも熱心ではなく、ゆるく浸かってるんですけどね。